二本松写真ニュース
8 19
2017年
(平成29年)
No.870
http://pnews.bine.jp
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 さかのぼって公開、 岳温泉文化協会(鈴木孝雄会長)は7月9日(日)夜、安達太良山奥岳でヒメボタル観察会を実施した。ヒメボタルは山に住む陸棲のホタルで、今でこそ全国各地で発見され、町起こしの有力な資源ともなっている。ここ奥岳のヒメボタルは「奥岳のからまつ山荘主人の故木村秋良さんが発見、発光生物研究者羽根田弥太博士により全国で初めて確認され、当時横須賀市博物館学芸員大場信義氏により「ヒメボタルの生活史」が国内で初めて詳細に研究された(市指定文化財指定要望書から)」、という生物学的に貴重なもの。文化協会は 今年4月、岳温泉観光協会・富士急安達太良山観光(株)と協同で、新野二本松市長に「ヒメボタルを市指定天然記念物とする」旨の要望書を提出している。
 当日は 会員8名の他 市教委文化課から6名程が参加、一般の人7名程と、この種の観察会としては大人数となった。最初に奥岳スキー場周辺、次に第二駐車場周辺を探索し、合わせて十数匹を確認した。当夜は満月で人数も多く、時間も遅くなったせいか ヒメボタルの出現は少なかったようだった。 
 実は ヒメボタルの観察には 月などのない暗い夜、少人数で 大人しくして 明かりを消して待つのが一番良い。文化協会は 今月中、毎週2〜3回の観察会を実施する予定。(今年は 既に終了しています)。
 奥岳での観察会の様子、実はピンボケでこれ以上大きくできない。右の捕虫網を持って中のぞき込んでいるのが須賀先生。
  ◆市に提出した 文化財指定要望書は 以下をクリック
https://blogs.yahoo.co.jp/nihonmatudakeonsen/49196950.html
◆当写真ニュース内の ヒメボタルの記事については 以下をクリック
http://pnews.bine.jp/2015-07-17pnews.htm
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第一次公開2008−03−11
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