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二本松写真ニュース
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No.752
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 二本松市岳温泉の岳温泉文化協会(鈴木孝雄会長)は、今年も安達太良山奥岳のヒメボタル(姫蛍)の観察を実施している。ヒメボタルは 源氏蛍・平家蛍と並ぶ 日本のよく光る代表的な蛍で、一生陸棲。安達太良山の奥岳周辺は著名な発生地として「発光生物の話 羽根田弥太著・北驫ル発行」という本にも紹介されている。奥岳周辺の開発に伴い数が一時減少したが回復し、先年の東日本大震災に伴う東京電力福島第一原発の放射能汚染でも減少が見られたがどうやら耐えたようで、事故以前の水準を保っているという。12日の観察会では 5名の会員が参加、奥岳第2駐車場付近、烏川渓谷遊歩道入口付近で 延数10匹が確認された。敏感な蛍なので、観察には配慮が必要。現地に着いたら音を立てず明かりも点けず 静かに待つこと。数分待っているとやがて一つ二つと 意外に強い光を出して飛び交い始める。岳温泉文化協会は今後も観察を継続し ヒメボタルの住める環境を大事にしていきたいとしている。
 写真は15日午後9時過ぎ烏川遊歩道入口付近で松岡の斎藤さん撮影。
カメラのシャッター 明けたままにしておくと ヒメボタルは 点滅しながら飛ぶので このように 点線となって写る。
感度を上げる処理を行っている、稜線の上は星空は、小獅子座のあたり。
当 二本松写真ニュースの 2007年7月10日の記事
http://pnews.bine.jp/pnews20070710.htm
ブログ 二本松藩だより から、安達太良山学、昆虫、ヒメボタル、発光生物の話、昭和47年7月北驫ル
http://blogs.yahoo.co.jp/wmoth155/21974383.html
ブログ 岳温泉文化協会 から、ヒメボタルの生活史、大場信義、横須賀市博物館雑報No.21、1975,
http://blogs.yahoo.co.jp/nihonmatudakeonsen/46985493.html
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第一次公開2008−03−11
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