二本松写真ニュース
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No.1008
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(1200×1700)
 お城山の花だより、続き−2、トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)

 6日夕方、先生から電話で、「2日に毛ハンショウヅル」見て居たようだという情報。早速翌日7日、10時過ぎに龍泉寺山に出掛けた。「ハンショウヅル(半鐘蔓)」、花の形が正に「半鐘」で、蔓植物。半鐘と言えば、今でも各消防団の屯所の火の見櫓に備えられており、以前は消防団の召集や火元が近い場合など、打ち鳴らされたものだった(私、消防団だった事無いので、あやふやです)。そういえば最近半鐘の音聞いていない、有り難いのだが。
 龍泉寺山のハンショウヅルは、大きな樅の木の間にある。2日には開いて居らず、「実」が付いて居るように見えた。蔓植物なので、手近に立っている木などあると、巻き付いて、上に伸びるのだろうけど、この場所には無いので、横に這っていて、少しかわいそうだ。7日には一部の「実」が、開花していた。確かに「半鐘」の形だ。あれは蕾だったのだ。早速先生に電話、すぐ行くいう話。先生もすぐ来て一生懸命撮影していた。その後一緒に龍泉寺山を散策、座禅石へ向かう道を「チゴユリロード」と呼んで居るという、それ程チゴユリが多いのだ。他に蕾が付いた「ナルコユリ」、白い花の「コゴメウツギ」、冬には赤くなるが今は緑色の実付けている「サルトリイバラ」、これも蕾の「トチバニンジン」、以前は一面にあったという「サイハイラン」、花が綺麗な「ツリフネソウ」、咲いてはいなかったが「ヨツバムグラ」等々教えて貰った。通わなければならない場所が増えてしまった。
 先生からは7日夜に、あれは「トリガタハンショウヅル(鳥形半鐘蔓)」らしいと言う電話。私もHP「松江の花図鑑」で確認、これで決定ですね。
(終)
 2日撮影のハンショウヅル、蔓がすうっと伸びている。根元に「実」の様な蕾。
 咲いているのは このあたり。
これは、7日の撮影、蕾が「半鐘形」に開いた。
蕾の中、覗かせて貰った。
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第一次公開2008−03−11
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