二本松写真ニュース
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No.1002
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 ちょっと前の出来事、21日の早朝、南東の空で木星と火星の大接近が見られた。実は最接近は『前日3月20日の20時35分、火星が木星の南0°42′を通過(天文手帳)』だった。満月の視直径は30′程なので、満月の直径を切る程近づいたわけではないが、大接近だ。
 この時期 木星・火星はさそり座の東側「いて座」にいる。晩夏の星座だ。前日の20時35分には まだ地平線の下にいる。自宅ペランダからは、午前4時過ぎでないと、観音山脈の上に顔出してくれない。前日までは晴れていたが、当日は雨の予報、撮影した僅かの時間だけ雲間から顔出してくれた。超ラッキーだった。
 3月21日、午前4時7分の撮影、木星と火星が近づいている所だけ雲が無かった。
上の明るいのが木星、-2.1等、下の「赤い」のが火星0.9等、色は小さいのでわかりにくい。
自宅ペランダから撮影、下は郭内の勤労者研修センター。
 上の写真の直後に撮影、木星が雲に隠されてしまった、火星だけが写っている。
動きの速い火星は、4月1日午前3時31分に土星と0°54′の大接近をする。撮影しよう。
10月6日には 火星は地球に大接近する。
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第一次公開2008−03−11
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