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二本松写真ニュース 7
2019年
(平成31年)
No.930
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 6日午前に今年初めての天文現象「部分日食」があった。二本松市岳温泉の安達太良小天体観測室では「あだたら天文台協力会」のメンバーが観察会を行った。当日は午前7時半過ぎに観測室を開け口径20センチクーデ赤道儀に太陽を導入し、投影板で観察を開始した。雲が多く中々はっきりした投影像とはならなかったが、雲が薄れた場面では「欠けた太陽」を確認することができた。同架されている太陽望遠鏡でも欠けた太陽のH−α像を観察することができた。午前11時過ぎには 真っ黒な雲が現れて太陽を覆い隠し、観察不能となったため、観察会を終了した。会員2名が待機していたが一般のお客さんは来なかった。
 10時6分、ほぼ最大蝕分の太陽、投影板で確認。
太陽の輪郭がぼけているのは 雲のせいだ。
 ほぼ同時刻、運転コンピュータの画面、
月も見られるので、蝕の進行が良く分かる。
 太陽望遠鏡直接焦点で撮影中のM先生。
午前9時、1月だから 望遠鏡の角度の低いこと。
 10時13分撮影の 太陽望遠鏡によるH−α画像、
曇のため ぼけている。
 午前8時頃の 空の様子、こんな曇り空だった。
実は この後も こんな工合で カラリ と晴れた
わけではない。一般のお客さんが来なかったのも当たり前だったかも。
 11時には こんな黒雲が押し寄せた。
雲は ばらけるものだが、この雲は しっかりしていた。
よって ここで中止、気温は観測室内で0度。
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第一次公開2008−03−11
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