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二本松写真ニュース
6
2018年
(平成30年)
No.910
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 6月17日(日)二本松市のあだたら山の会(青木幹夫会長)は安達太良山僧悟台登山道の整備作業を実施した。僧悟台登山道は塩沢登山口から入り、広大な溶岩台地「僧悟台(江戸時代の地図では入会地を示す「相郷」と記されている)」を通って鉄山と箕輪山の中間・山頂稜線「笹平」を目指す安達太良山では中級以上とされるルート。静かで高山植物に富み、湯川渓谷登山道と周回ルートとすることもできる。
 当日は8人の会員が草刈機四台を持参し、午前7時30分過ぎに塩沢登山口を出発。11時半には山頂稜線「笹平」に到着。昼食後、下山しながら登山道に張り出した笹の刈払い作業を行った。梅雨の合間の上天気、足下には「妻取草」「御前橘」「舞鶴草」、僧悟台分岐は、「更紗ドウダン」「裏白瓔珞」が満開。どちらを向いても「満天星」状態。特に「ベニ更紗ドウダン」の赤桃色の見事さはどんな花も及ばない。足下は踏み込めない程の岩鏡やアカモノの庭、竜胆の若芽も背を伸ばしてきていて 刈払い作業が、ためらわれる程だった。稜線近く「三つ葉オウレン」も見られた。来月頃一斉開花する名物の白山石楠花も2〜3輪の開花が見られた。花のシーズンはまだまだ続く。作業しながらだったため18時頃になったが全員無事下山した。
 7時43分、登山口発。普通の登山装備の他に、刈払機・燃料などを持参するので、とてもつらい登山になる。機械は後発の会員含めて4台。私は 登山道の途中「角松」までは 一人で一切休憩無しで同じペースでユックリ登る 機械持った時は、他の元気な人とは一緒に動けないからだ。  8時35分 登り途中の 私が「神殿」と呼んで居る岩場が現れる。ここまで50分、さすがに少しほっとする。岩場通過なので、危険が一杯 特に疲れた下山時は特に注意すること。ここの上に特に危ない「木の根坂」がある。そこ通過すると やがて「角松」。
 9時15分、ここが見晴らし岩。角松から休憩時間入れて25分。登山口から1時間32分。機械持参でこのタイムは 我ながら立派。角松からの登山道は 更紗ドウダンの花が 散り敷かれていた。
 8時49分、角松到着。ちょっとした平地で、以前は、姫沼方面からも登山道があり、合流する分岐点だったという(青木会長は歩いているという)。神殿からは14分、登山口からは1時間6分。ここで 皆か来るのを待った、直ぐ来た。ここまではトラバース気味の登山道、ここからは山腹を直角に登る。「見晴らし岩」迄登れば 急なつらい登りは一段落となる。
 実は私 去年は 僧悟台登山道整備、所用で参加していなかった。
相変わらず厳しい登りだったので、1頁は 登り特集になってしまった。
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第一次公開2008−03−11
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