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二本松写真ニュース
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2018年
(平成30年)
No.892
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 1月31日(水)は皆既月食。あだたら天文台協力会(菅野祐一会長)は岳温泉の安達太良小天体観測室で観測会を行なった。午後7時半の開始時は 月は雲の中、雪もしきりに降っていて ドームのスリット開けると 雪が吹き込んでくる。観測会が危ぶまれる状態。それでも7名ほどが集まった。
 控え室で月食の話や最近の天文現象の写真見ながら待機していたが、皆既が始まる頃には雲が切れて、赤黒く染まった月が顔を出した。20センチの望遠鏡で30倍程度の低倍率だと 月がちょうど視野にうまく収まる。色は「赤銅色」というより「蜜柑色」だ。天頂に近く地平線の影響受けないし降雪で大気中のチリ少なかったせいかもしれない。参加者は携帯電話出して撮影に夢中。大人よりお子さんの方が上手に撮れていた。
 ドームのスリットからは 満月なのに皆既状態なのでしし座オリオン座双子座等も確認出来たが 観測室の屋上は積雪のため出られず、星座の解説は出来なかった。
やがて空は一面の厚い雲に覆われ、遠くの明かりも見えない状態となった。午後10時半、まだ月は皆既状態の筈だが 観測会を終えた。参加者は10名だった。
22時3分、皆既中の月面観察中。
天体観測室の外は大積雪  0時15分、既に
部分食も終えた月、暈被った。
22時半過ぎ、観察会終了前に撮影。
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 待機はストーブのある控え室、
スクリーンの画像は ステラナビによる、
シュミレーション。
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第一次公開2008−03−11
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