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二本松写真ニュース
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2018年
(平成30年)
No.891
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 1月24日(水)二本松市の安達太良山岳遭難対策委員会は、冬山遭難救助訓練を実施した。午前7時半安達太良山奥岳登山口集合 開会式の後、救助隊2班を編成して午前8時出発。横3列になって ストレッチャーの 引き下ろし道を造りながら勢至平方面へ登山、馬車道と近道の分岐点の3番目、近道湯樋十文字への分岐地点を訓練場所とした。
 最初に消防署持参の スケッドストレッチャーを展開して 要救助者を収容して搬送準備の訓練を実施。
次は あだたら山の会が ブルーシートを利用して 簡易のストレッチャーを作り 要救助者を収容して搬送準備までの訓練を実施。次も あだたら山の会が ツェルトザックを張って 要救助者の収容と ビバークの準備・方法について訓練を実施。最後に 緊急避難用の 雪洞作り。数個のザックを雪上に置いて ツェルトザックで覆い、雪を被せて固め ザックを抜き取るという方法で空洞を作る、緊急時に利用できる雪洞の作り方だ。昼食も 訓練場所の雪上で 各自持参のパン・握り飯。これも 捜索・救助活動の訓練の一つ。
 11時45分からは、訓練場所から奥岳までの搬送訓練。消防署のスケッドストレッチャーを利用して 1班が烏川橋まで実施。橋の手前で2班が要救助者を入れ替えて 奥岳まで搬送した。
 最後に 奥岳ランデブー内で、消防署の元防災ヘリ隊員から、地上から防災ヘリに対する指示連絡の仕方について学んだ。当日は 時々日射しはあるものの 最近の雪降り続きで 登山道には訓練に十分な雪の量。
昼食も訓練場所で摂るという 現実に即した方法での実施となった。
 二本松市役所生活環境課、二本松消防署・二本松警察署・岳温泉の安達太良マウンテンガイドネットワーク・安達太良山岳救助隊、二本松市のあだたら山の会から 総計40名程が参加した。
10時、訓練場所到着 訓練開始。
訓練に参加した あだたら山の会会員。
(写真は あだたら山の会の皆さん提供)
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第一次公開2008−03−11
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