二本松写真ニュース
9 22
2017年
(平成29年)
No.875
http://pnews.bine.jp
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 さかのぼって公開。二本松市生活環境課は8月10日(木)二本松市の安達太良山奥岳登山口、奥岳の湯駐車場脇とJAIC訓練所奧の県道386号線で 特定外来生物「オオハンゴンソウ」の生育調査・防除作業を実施した。オオハンゴンソウは『明治中期に観賞用に導入された。野生化し、現在では全国に分布する。北海道、福島県、長野県、岐阜県で大群落がみられる(環境省ホームページ)』。繁殖力が強く、2m近くまで成長し、そこに以前から生息していた植物を駆逐してしまうので、恐れられている。裏磐梯では毎年環境省が主催して、大規模な防除活動が行われている。
 二本松旧市街地では余り見られないが、岳温泉付近の国道459号線添いには、数カ所の群落が見られており、まだ見つかっていない安達太良連峰への侵入が危惧されている。8月6日地元山岳会(あだたら山の会)の登山道整備作業の際、「奥岳の湯」付近で、オオハンゴンソウの群落が発見された。届け出を受けた二本松市生活環境課は 現地を確認の上 環境省東北地方環境事務所と打ち合わせ、繁殖地が限られた範囲であることから 早急に防除作業を実施することとした。当日は 午前9時奥岳登山口集合。奥岳の湯近くの駐車場で沢地形を挟んで生育していたオオハンゴンソウを駆除した。その後JAIC奧の県道でも実施、午前中には作業を終えた。二本松市生活環境課、観光課、農林課、地元山岳会から 計8名が参加した。
 オオハンゴンソウは種子・根で増えるので、駆除は原則「抜き取り」。その際 根を切らないよう注意すること。抜いたものは 放置せず持ち帰って、燃えるゴミとして処分すること。
奥岳 温泉脇沢地形内の 群生。
オオハンゴンソウ、「実」部分が緑色。
発見場所1 奥岳 温泉脇沢地形内。
発見場所2 JAIC奧の 県道。
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第一次公開2008−03−11
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