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二本松写真ニュース
No.715
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 2月28日(土)二本松市池ノ入のコンサートホールで、朝河貫一博士顕彰講演会が開催された。講師は朝河貫一博士顕彰協会の会長、古川清氏。郡山市のご出身で、外務省時代にイスラム圏のオマーンなどに駐在していた。
 朝河博士が残した業績を元に 現今の中国やISについての講演となった。
中国の現状が 軍部が台頭していることなど大戦前の日本とよく似ていることを取り上げ、朝河博士の著書 「日本の禍機」を読み返して 現今の中国を見て欲しいという話。また ISについて自身が関連国へ駐在していたことを踏まえて成立の過程や 現状についての講演があった。70名ほどが参加した。

 「日本の禍機」、大部な内容であるが、記述が具体的で理解しやすい。我々はその後の推移(歴史)を知っているだけに、現今の国際情勢に もどかしさを覚えるばかりだ。この本を読んで私の様な焦燥感を抱く人間が増え、向きを変えていくことは可能なはずだ。ISのニュース聞いていると、大戦末期の日本軍部のやけっぱちの行動を思い起こさせる。多分同じような経過を辿るのだろう。
新野二本松市長の挨拶。
古川会長の講演。
会場からの 質疑応答。
講演中の 古川会長。
私の蔵書。
裏表紙の紹介文。
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第一次公開2008−03−11
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