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二本松写真ニュース
2014年
No.666
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 久しぶりに 肉眼黒点が出現した、前回出現したのは 今年の1月だったので、9ヶ月ぶりだ。
10月19日(日)の宇宙天気ニュースで 2192黒点群が 表面に回って来て、活動も活発で、巨大黒点の画像やフレアの動画が公開されたのだ。19日市内の某寺の法事の際、松岡の斎藤さんが 日食グラスを持参して 予備知識無しに見て貰ったら太陽表面に何かが見える という返事を貰ったと言っていたので、二本松での初見も 19日(日)だ、私は登山ガイドやっていたので見ていない・・・・・・・。
 翌20日(月)、日の出と共に見て 肉眼で見えることを確認した。午前中に二本松市岳温泉の安達太良小天体観測室に出かけて、太陽望遠鏡で観察した、驚いたことに 太陽望遠鏡(コロナドフィルター、Hα線)で見て 黒点が確認できたのだ。肉眼では太陽表面の「光球」というものを見ている、黒点もその表面で顕著だ。太陽望遠鏡は、その上の「彩層」を見ている、プロミネンスはここに現れる。普通でも 彩層を通して 黒点が見えたり見えなかったりすることはあるが、見えっぱなしということは中々ないのだ。
 10月20日、午前9時36分、安達太良小天体観測室の太陽望遠鏡で撮影、ISO100、f5.6、1.6秒、ニコンD5100、一枚撮り。
太陽表面の模様、下が彩層を通して見えている黒点、白いのはフレア、黒い筋はダーク・フィラメント。
 10月20日のスケッチ、実際は黒点はこんなに
大きくは見えないが。
 今朝21日には 場所が少し上になって、より大
きく見えている。
肉眼黒点の観察には 必ず 日食グラス・遮光板を使用し、裸眼では見ないで下さい。
以下のHPをご参照下さい。
http://pnews.bine.jp/2014-01-14pnews.htm
 宇宙天気ニュースは、
以下をクリック
http://swnews.jp/
松岡の斎藤さん撮影の太陽画像
http://pnews.bine.jp/20141020nikug ankokuten.htm
 2014年10月20日 11時25分 更新の宇宙天気ニュースから 太陽黒点画像、
2192黒点が 肉眼黒点  左側が 「東」、
スケッチや写真で黒点が下になっているのは、撮影時間の太陽位置の関係で東が下になっているため。
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第一次公開2008−03−11
二本松藩だより
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