17
10
二本松写真ニュース
2014年
No.665
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 二本松市の岳温泉観光協会(鈴木安一会長)、あだたら山の会(大内学会長)、二本松市消防団第三分団第五部(渡辺茂雄部長)、岳温泉管理株式会社(大内正孝代表取締役)の四者は、9月22日二本松市役所で新野洋市長と面会、平成10年に発生した沼の平登山道での火山性ガスによる死亡事故以来、閉鎖されている、くろがね小屋から馬の背への直登登山道の再開を要望した。
 この登山道は、安達太良連峰馬の背からくろがね小屋への最短ルートで、閉鎖前は小学校の登山にも利用されていた登りやすい登山道。今回の要望では、火山性ガス発生地点を避けて、また平成23年の鉄山南壁の大崩落と無関係の 小屋向かいの水道小屋尾根から梵字石を目指す。気候の変化で、安達太良山の稜線でも以前より過酷な強風・雷雨に遭うことが多くなり、稜線から容易に待避できるこの直登ルートの再開が望まれている。ここは 平安時代に開湯されたという岳温泉の旧跡、また戦国時代から通行の記録が残る中通りと会津を結ぶ街道。江戸時代前期、寛文10年(1670)に彫り込まれた、日本最大級の梵字石も残る歴史的な道でもある。
 再開は登山愛好者だけでなく 今まで無関係だった歴史愛好者等への集客にも一役買うことが期待されている。
正面奥が市長、鈴木岳温泉観光協会長が説明をした。
 赤いルートが 再開時の新ルート、
梵字石から上は既存のルートを再整備の予定。
要望書提出の関係者、市長をはさんで 右鈴木岳温泉観光協会長、左大内あだたら山の会長。
平成23年大震災の年の 鉄山南壁崖崩れ
提案したルートについての考察・基本設計(2014-10-21 追加記載)
http://homepage3.nifty.com/adatarayama/20141003kihonsekkei.pdf
http://pnews.bine.jp/2011-09-12pnews.htm
梵字石についての 関係頁
http://blogs.yahoo.co.jp/wmoth155/11670778.html
 http://blogs.yahoo.co.jp/wmoth155/21160702.html
wtadashi@nifty.com
【 email 】
第一次公開2008−03−11
二本松藩だより
【関連ブログ】