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二本松写真ニュース
2014年
(平成26年)
No.647
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 8月3日(日)二本松市(旧岩代町)の日山に登った。前日、県岳連県北支部の支部交流会を茂原登山口のキャンプ場で行った翌朝だ。若干どころではない宿酔いと、暑い日差しではあったが、午前6時半には出発出来た。登山道途中の展望台からは正面から光を浴びた羽山が実に鮮やかだ。少しの休憩の後、道は「馬防ぎ」の土手に沿うようになって、やがて林間の道となる。やがて小さな「フキ」が一面に咲いて、人が通るところだけ道になっている、こういう所は大好きだ。やがて「天王平」の「馬立場」跡の広場。再び緩い登り、やがて分岐、道を左にとって「石清水」、「胎内くぐり」を通る。その上で道は藪になるが、そこを抜けたら茂原日山神社の鳥居前だった。9時ちょっと前、花探しながら写真撮りながらで 2時間半掛かった。鳥居を入ってびっくりした、あたりは擬宝珠・撫子・釣り鐘人参の花畑状態。久しぶりだったので、「三郡境」の石を訪ねる、もうひとつ有るはずだが未確認。クマンバチがうるさい、酒臭い汗臭いからか。田沢の日山神社、展望台、葛尾の日山神社にお参りして、下がろうとしたら、茂原の神社の前に人がいた。今日は登るとき登ってからも人に会わなかった、右腕に緑地に白で「自然保護なんとかと福島県」の文字が見えた、その方面の地元の人であった。最近日山には登る人が少なくなっているという、原発事故以前は登山道に草が生えるなどと言うことが無いくらい登山者が多かったと言っていた。ここも「除染」やったらしい、但し地表面を削ること無しに 限界までに 草を刈った、と言うことらしい。もともと値は低かったが除染の結果さらに低くなった、が また 戻ったと言っていた。それでも1μSV以下が大部分、登山道の一部にホットスポットはあるらしい。少し話している内「マツムシソウ」が有るんですよ、以前は無かったはずなのに と言いながら 場所に案内してくれた。5株ほど見られた、場所は内緒。「ウメバチソウ」も咲いていると言って 案内してくれた、2株花を付けていた。序でに三角点まで行ってみた、すごい藪だ、チップは埋め込まれていない。「展望岩」、足を踏み入れるのが恐ろしい藪になっている、確か少し下がった筈だし、 で 止めた。山頂に 池が出来るんですよ、とも言っていた。山頂で雨に遭ったことがあり、しばらくすると山頂広場の真ん中あたり水が溜まったという。しばらくして消えたという。池を見たのは一度だけらしい、尤も雨降りの時は登らないしね。ずっと昔には池があったのかも知れない、神様の山だから。10時半、その人とは山頂で別れて 同じ道を戻った。11時半、登山口鳥居に下山。茂原登山口のキャンプ場は盛況で、駐車場はほぼ満車、炊事場も人で一杯。この人達が登山すれば 山も賑やになるだろうなと思った。
 小さな蕗が道を覆っていて、人の通る所だけ開いている、
こんな庭園にあるような 信じられない道もある、また行きたい。
日山 茂原登山道、尾根道はこんな道が続く、好きな道だ。
 日山 茂原登山道途中に、天王平 という 広場がある、馬立場の跡だという、
以前は気持ちのいい芝草平だったが、草地になってしまった、それでも明るい。
当日の花については 以下のHPに詳しい、記事は 当HPが抄録。
http://pnews.bine.jp/20140803hiyamanohana.htm
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第一次公開2008−03−11
二本松藩だより
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