二本松写真ニュース
19
9
2019年
(平成31年)
No.973
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 遊歩道の花便り
 9月14日(日)は大平地区の親子安達太良登山のガイドで、薬師尾根の木道部分を下山中だった。12時20分過ぎ、日野先生から電話、「遊歩道の、中山義秀文学碑の少し西側、お城山展望台南側の崖に『ツリフネソウ(釣船草)』が一杯咲いている。その少し西側にはトリカブト属の『レイジンソウ(伶人草)』もある」との内容だった。
 早速良く晴れた翌15日、遊歩道を歩いた。中山義秀文学碑その西側のお城山望台、南側の崖、その上の平地がまさに釣船草の花畑状態だった。名札も立てられていた。実は釣船草は 岳温泉鏡ケ池畔、裏磐梯五色沼でも見ていた。割と大きな花で、一本の細い「花茎」で吊り下げられていて、後端は「くるくるっと」巻いている独特な形、一度見たら忘れられない。「釣船」よりは「吊舟」が適当だ。
 伶人草は初めて見た。ここにも名札が立ててあった。トリカブト属と言うことで確かによく似ている。「花の形が伶人(舞楽の奏者)が被る冠に似ている事による(山渓カラー名鑑・日本の野草、山と渓谷社)」と言う。確かに「トリカブト」よりは小さく細いし、色も薄い。「伶人の冠」をネットで探してみた、2〜3出てきたがよくわからない。
 近くに「盗掘」の跡もあった、名札が立ててあった。
 細かい粒々に見える花つけた「ミズヒキ」もあちこちで見られます。細かな花が好きな私は大好きです。
名札が立ててあります。
ツリフネソウです、「吊」舟草の方が判りやすい。
 こちらにも、名札が立ててありました。
レイジンソウです、伶人草、小型で色違いのトリカブト。
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第一次公開2008−03−11
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