25
二本松写真ニュース
12
2017年
(平成29年)
No.884
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 17日に 二本松市民会館で 第20回にほんまつ伝統芸能祭が開催された。前回は今年の2月26日、毎年2月に実施されているが、来年2月は市民会館工事の予定だといい、12月に繰り上げで実施されたもの。例年 神社の「お祭」に行ってみないと(「参加」とすべきなのだけど)、見られない「舞」が沢山見られるので、昼食も摂らずに見物している。今回 その中に 特に可愛いものがあった。プログラムの十番目 原瀬の太々神楽、神鏡舞だ。原瀬小の子供達が演じた。
 おそらく昔からこの演目は子供達が演じ「鏡くんつぁんしょ」ともいわれる 子や孫の可愛い仕種に舞台下に集まった村人達は大喜び、餅も撒かれて大騒ぎだったに違いない。
倭姫(やまとひめ)
 神鏡舞とも言われます。倭姫が左手に神鏡を、右手に白杖を持ちます。鏡をのぞき込みながら、白杖で鏡の面を祓うようにして舞います。後ろにいる悪霊を確かめ、白杖で祓うものとも言われています。
 なお、この舞には神の使いである猿がつくことが多く、鏡を覗き込みながら鏡を欲しがる仕種をユーモラスに演じます。そのためこれを俗に「鏡くんつぁんしょ(下さい)」と呼ぶ所もあります。
(第二十回にほんまつ伝統芸能祭解説書、田沢熊野神社の太々神楽から)
背中に背負った お猿さんの面は 子供達の 手作りだと言う事です。
wtadashi@nifty.com
【 管理者へのメール 】
第一次公開2008−03−11
二本松藩だより
【 関連ブログ 】
2015-02-17