二本松写真ニュース
5 11
2017年
(平成29年)
No.861
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 5月2日(火)、二本松市鈴石の久安山観音寺で 大般若経会が執り行われた。毎年田植え前の八十八夜の日に行われている。明治9年から始められたとされ、今年で141年目。以前は同じ地区内大門の大王院という法印様と隔年に実施していたが、大王院が無住になるとともに 観音寺だけで行われている。
 当日は午後1時から 観音寺中村久生住職の他に油井の満福寺、安達ヶ原の観世寺、亀谷の鏡石寺、郡山の東福寺、都合6人の僧侶が、大般若経会本尊の十六善神掛軸を正面に、大般若経六百巻のそれぞれ百巻を受け持ち、転読作法に則り経を空中に広げ 一時間を掛けて 転読を行った。大般若経会は、大般若経六百巻の準備と 6人の僧侶を揃えるのが困難で 最近では行うお寺が少なくなっている。大般若経会が終わると、鈴石地区でも本格的に田植え準備が始まる。
大般若経の転読です。
観音寺の 役員等30名ほどが参加しました。
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第一次公開2008−03−11
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