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二本松写真ニュース
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No.772
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(1200×1700)
 二本松市岳温泉の岳クラブは 9月24日(木)、安達太良連峰船明神山を訪れるトレッキングを実施した。船明神山は沼の平噴火口の南側火口壁を構成し、標高は1672.1m(火山基本図安達太良山から)。安達太良山頂の甑明神、矢筈ケ森の剣明神と合わせて安達太良三所明神とされる霊峰。縦走路からは外れるため訪れる登山者は比較的少ない。安達太良連峰、今年は木の実が豊作、真っ赤なナナカマド・黒くて小さなガンコウラン・ジューシーなマイヅルソウ、今年は特に真っ白なシラタマノキが大豊作、こんな所にもあったのかと思わせるほど至る所で見かける。
 奥岳のロープウェイ山頂駅を8時50分に出発、10時過ぎには安達太良山頂着、この時期には珍しく直線距離で110キロ離れた、尾瀬の燧ヶ岳・至仏山・会津駒ヶ岳を見ることが出来て大喜び。11時過ぎには船明神山頂着。祀られている石祠に手を合わせた。11時15分には今回のコース唯一の休み場「船明神池」畔に到着。ここで早目の昼食。この池はどんな年でも涸れることはなく、火山地帯なのに無味無臭の水を湛えている、船明神様の霊池だ。
11時45分に池を出発。障子ケ岩の稜線を辿りながら 向かいに見える 沼尻川の北岸、胎内岩の紅葉に歓声を上げた。このあたりのシラタマノキも豊作、本当に至るところに実っていた。稜線から離れて次第に傾斜を増す登山道を慎重に下り、午後1時過ぎには沼尻分岐に到着した。午後1時40分には白糸の滝展望台を経由して、展望台下の登山口駐車場に到着。午後2時半には迎えのバスで沼尻温泉を出発、全員無事に岳温泉観光協会に帰着した。23名が参加した。
10時53分、船明神山山頂、この岩場のてっぺんに船明神石祠が 西を向いて 祀られています。
11時12分、船明神池到着、船明神峰と障子ケ岩峰の鞍部にあります。
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第一次公開2008−03−11
二本松藩だより
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