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二本松写真ニュース
No.702
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 二本松市のあだたら天文台協力会(菅野祐一会長)は24日(土)午後6時から 二本松市岳温泉の安達太良小天体観測室で、「ラブジョイ彗星」の観望会を開催した。当日は月齢4の月はあったものの 彗星がいる天頂付近は充分に暗く ぼんやり光るラブジョイ彗星を20センチ赤道儀の視野内に確認できた。彗星の他にも 地平近くの沈みかかった月や、彗星近くに輝くすばる星団、上ってきた太陽系最大の惑星木星などの観察も行った。良く晴れて大変寒い夜であったが、協力会メンバーも含めて7名が参加した。
 接眼部が 固定されているので、天頂を向いた鏡筒でも 楽な姿勢で覗ける。お子さんを二人連れたお客さんも 彗星を確認できた。
 ラブジョイ彗星を導入すると、20センチクーデ赤道儀は天頂を向く。こういう時ほど接眼部が極軸に「固定」されている「クーデ式赤道儀」が ありがたい事はない。
【 彗星は、望遠鏡を使用しないでも 確認できます、写真も撮れます 】
 すばると ラブジョイ彗星、左上の星の固まりが すばる。緑色の「丸い固まり」が彗星、すばるの方向に尾を引いている。
彗星は大体が緑色に写るので、確認は容易。なぜ緑色に見えるかには 訳がある、内緒。
 2015年1月20日午後8時、二本松市江口にて、二本松市松岡の斎藤さん撮影、望遠でない標準レンズ使用、補正処理。
彗星の現在位置は おうし座のアルデバランと すばるを結んで それを 倍くらい伸ばした場所 低倍率の双眼鏡があるとわかりやすい。
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第一次公開2008−03−11
二本松藩だより
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