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二本松写真ニュース
No.691
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 2015年、平成27年の新年は穏やかに明けた。天気予報では大晦日から大荒の筈だったが、二本松市内では降雪とはならず、気温も高めで、道路の残雪も消えた。それでも新年を迎える頃は 風は強くなり寒さも増してきた。亀谷坂頂上の「千手観音堂」では、昨年一年間に坂の途中の鏡石寺に納められた護摩木の焚上げが行われた。地元の方やまち作りのメンバーも加わって、初詣のイベントともなっている。この千手観音堂は二本松市の真ん中を横切る丘陵が「観音山脈」と名付けられているように、市内の堂社の古株だ。新年まで間もない頃には、境内では焚き火が始まる。お参りに来た人には好みに応じて甘酒、清酒が供される。やがて法螺貝が吹かれ、太鼓がたたかれ、護摩供が始められ堂内には火柱が立った。先月初め御堂の前の阿部川屋安斎石材店の賢一さんがお亡くなりになってまだ日が浅く(私が知らせを聞いたのは3日)、例年賑やかだったご自宅のイルミネーションはなく、住職の挨拶からも新年祝賀の言葉は述べられなかった。それでも焚上げ後にはやみくじ筒が持出され、参加者は今年の運を占っていた。30人ほどの参詣があった。
午前0時5分、護摩供の最中。
まだ、護摩供の準備中、それでも参詣者が続々と。
境内で焚き火、ドラムカンを半分に切った炉を準備。
おみくじは 筒から降り出す。
護摩供を 終えて住職の挨拶。
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第一次公開2008−03−11
二本松藩だより
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