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二本松写真ニュース
2014年
(平成26年)
No.630
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 15日(日)二本松市岳温泉の岳温泉文化協会(鈴木孝雄会長)は、安達太良山表登山道途中の「隠れ谷地」探訪会を実施した。隠れ谷地は表登山道唯一の湿地帯で、特有の植物が豊富な場所。参加した会員は午前9時、表登山道登山口に集合、登山を開始した。このコースは緩やかな傾斜が長く続くコースで、この時期は新緑の林間が魅力。エゴの木はちょうど満開、昔は若い実を石鹸代わりにしていた。2時間強の登山で隠れ谷地下の水場に到着、間もなく隠れ谷地に着いて、探訪を開始した。この時期隠れ谷地を真っ赤に染めて、レンゲツツジが見頃。足許にはミヤマリンドウ・ツボスミレ・イソツツジが咲いている。少し離れた別の湿地では「クリンソウ」が満開で、まさにクリンソウ畑状態だった。昼食は更に10分ほど登った「仙女平道標広場」。10年ほど前迄は遮るもの無く安達太良山頂が眺められたが、樹木の成長で見通しの悪い広場と化してしまった。ここから少し上ると縮小はしているものガレ場が現れ、安達太良山と中通りの絶好の展望台であることは以前のままだった。下山途中では今まで認識されていなかった「谷地」を発見して調査したりしながら 午後3時半過ぎには表登山口に下山した。会員9名が参加した。
 午後6時からは 岳温泉のペンション・シャンカーで平成26年度の総会。昨年の活動・会計・会計監査報告報告、今年の活動予定・予算が提案され可決された。その後懇親会が開催され、夜遅くまで親交を深めた。
クリンソウの花。
 登山道途中で見かけたエゴの木の花、
若い実は 石鹸替わりにしたという。
隠れ谷地近傍の クリンソウ畑。
ミヤマリンドウ
レンゲツツジ
ツボスミレ
隠れ谷地を 歩く。
平成26年度総会、ペンションシャンカーにて。
15時47分、下山して集合写真。
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第一次公開2008−03−11
二本松藩だより
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