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二本松写真ニュース
2014年
(平成26年)
No.579
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 元日 今年も亀谷坂頂上の千手観音堂で、護摩供養と初詣が行われた。ここの観音堂は 江戸時代に丹羽氏が入府し、市街を郭内の外に移したときに祀られたものと思われ、奥州道中名うての難所であった亀谷坂を登り切った安堵の心でお参りしたものだろう。鏡石寺が郭内蔵場山から坂の中央に移ってからは現在に至るまで、鏡石寺の管理となっている。現在市街地を分断する丘を「観音山脈」と称するが、この観音様の裏山だったことに依る。旧市街でも最も古い社寺の一つだ。 
 元日を迎えた午前0時過ぎ、観音堂別当の鏡石寺住職川名栄顕さんが、昨年一年間に鏡石寺に収められた願い事が書かれた護摩木を観音堂内で焚く護摩供養を行った。護摩木ははその場でも書くことが出来初詣に来た人も願い事を書いていた。護摩供の後はお神籤、係りは地元の子ども達。大正時代に奉納された六角形の籤筒から御籤串を振り出すと、番号の御籤を係りの子ども達が出してくれる。参加者は次々と籤串を振り出し今年の運勢を確かめていた。三十人ほどが集まった。
  二本松市竹田坂の五社稲荷神社の初詣、参拝者には御神酒が振る舞われた。参拝客が一段落した元日の午前一時、高橋廣一郎宮司により元旦祭が始められた。元旦祭には総代さん等20名ほどが参加した。
 境内では焚き火。お参りに来た人達には甘酒・お酒が
振る舞われていた。
 護摩供養が終わって、鏡石寺住職川名さんの新年の挨拶、
午前0時30分の撮影。
 観音堂の背面には子安観音が祀られていて、
初詣の時だけ開扉される。
お神籤の係りは 近所の子ども達。
【 竹田坂 五社稲荷神社初詣 】
午前1時からは 元旦祭、まずは修祓。
かがり火と提灯に灯が入った五社稲荷神社の初詣。
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第一次公開2008−03−11
二本松藩だより
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