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二本松写真ニュース
2013年
No.567
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 26日(火)早朝、東の低空で、水星と土星が大接近している。この時期 29日に太陽に最接近し、バーストを起こして明るくなるとされるアイソン彗星が話題に上っているが、彗星のそばにいて、アイソンを見いだす目印となっている水星も 捨てたもんじゃない。11月18日に「西方最大離角」となり、太陽から最も離れた。光度も−0.6等と明るく、見やすい。これからは太陽に近づいていく。
 他の惑星、「金星」は「いて座」にいて夕方の西空に−4.6等で眩しく輝いている。「木星」は「ふたご座」、一晩中頭上に−2.5等で特に明るい。火星は来年4月に2年2ヶ月ぶりに大接近となるが、今は「しし座」にいて、明け方の空にいる。土星は0.6等、「てんびん座」にいて、水星と並んでいる、人気第一位の惑星だが、見やすい時期は来年の早春まで待たなければならない。
 で 水星だが、見難い惑星の第一であの「コペルニクス」ですら 見たことがなかったという逸話が残る。ところが今はとても見やすく、あの土星より明るく輝いている。アイソン「彗星」もいいが 土星より明るくかがやき 肉眼で容易に見つけられる「水星」をこの際 ぜひ見ておこう。
二本松市郭内の自宅ベランダから、円内の 明るいほうが「水星」、ちょっと暗いのが「土星」、人気も明るさも逆転している、
「10:55 水星が土星の南0°19′を通過(天文手帳2013.11.26から)」、2013年11月26日午前5時40分の撮影。
 上の写真の部分拡大、ぶれていた、
水星の動きは速い、明日の朝には 水星と土星の 位置が逆転している。
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第一次公開2008−03−11
二本松藩だより
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