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二本松写真ニュース
2013年
(平成25年)
No.539
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 17日(土)二本松市鈴石の久安山観音寺(中村久生住職)で、観音祭が開催された。午前10時半からは導師を先導として境内に建立された百観音参り。江戸後期の天保年間に、板東三十三ヶ所・秩父三十四ヶ所・西国三十三ヶ所の計百の観音の石仏が祀られた、東北では他に例の無い「うつし(写し)霊場」として有名。刻まれた奉納者は村内は勿論、中通り各地に及んでいる。ひき続き、境内の観音堂で護摩供、続いて「一人一願」の読み上げ、ご本尊の如意輪観音の前で「身体健全」「商売繁盛」「家内安全」等の願文に続き祈願者名が読み上げられた。次はご詠歌の奉納、講中の女性ら14名により「観音和讃」「如意輪観音和讃」が歌われた。最後に会場を改築工事中の本堂前庭の大テントに移しでお斎が配られ、お茶を戴いて和やかな時を過ごした。観音寺住職の他に箕輪法徳寺。郡山富田東福寺住職が導師を勤めた。観音寺檀家等120名が参加した。
 その昔 この地方にも沢山の「十九夜講」があった。観音堂の御本尊は如意輪観音、ご詠歌に「如意輪観音和讃」がある所から、昔の「十九夜講」を見る思いであった。
導師を先頭に 観音寺境内の 百観音参り、きちんと草刈がされ 花が供えてあった。
ご詠歌の奉納、手前がご詠歌の女性たち。
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第一次公開2008−03−11
二本松藩だより
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