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二本松写真ニュース
2013年
(平成25年)
No.538
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 12日(月)夕方、希有な天文現象 恒星食「スピカ食」が 東北地方中部以南で見られた。
恒星食とは星空の中を動く月が 恒星を隠す現象で、特に明るい恒星を隠す場合 天文ファンを喜ばせる「恒星食」となる。
今回は 春の星座「おとめ座」のα星「1等星スピカ」が隠されるということで、全国の天文ファンが夕方の空に注目した。月齢は5.5で太った三日月状態、スピカは月の影の部分に隠され(潜入・暗入)、明るい辺から出てくる(出現・明出)。星食の場合、月と恒星の動きを逆に唱えて「恒星の潜入」「恒星の出現」という、実際には月が動くのだが。
 仙台での潜入は18時55分、出現は19時14分、二本松では仙台より 潜入は早く出現は遅くなる。
二本松の「あだたら天文台協力会は」二本松市霞が城公園西側周回道路からこの星食を観察した。午後6時過ぎには望遠鏡やカメラをセットして 星食を待ち構えた。この時期午後6時50分は まだまだ明るい。それでも潜入10分前からは月スピカ共に 肉眼で捉えられた。天文台協力会の斎藤さん撮影の写真を借用した。 
間もなく潜入する スピカ。
出現した スピカ。
ゴンドラ中間の灯り
スピカの軌道(相対的な)と 潜入と 出現を 1枚にまとめたもの。
撮影風景、この時間まだ明るいので スピカの確認には 双眼鏡が有効だ。
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第一次公開2008−03−11
二本松藩だより
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