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二本松写真ニュース
2013年
(平成25年)
No.527
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 7月27日(土)、午後1時30分から、二本松市市民交流センター3階で「第96回朝河貫一研究会 IN 二本松」が開催された。参加者は 40名ほど。
 開会にあたり司会からは、「朝河貫一研究会は 今まで朝河の母校でもある早稲田大学で開催されて来た。3.11以来、二本松のことが、何かにつけて気になり、二本松で研究会を持ちたい気持ちがあった、この度県内在住の会員や、二本松市教委のおかげで開催できたこと大変うれしく思う」、との挨拶があった。
 参加された三保市長からは 「今日27日は戊辰戦争当時二本松藩で重臣会議の当日、明日は二本松戦争勃発の日。このような日に二本松藩縁の朝河貫一博士研究会を開催して頂けたのはありがたい」、との挨拶があった。
 研究発表の中で、二本松在住の渡邊剛さんからは「朝河貫一と徳富蘇峰」、別論として「朝河の科学観」についての発表があった。1942(昭和17)年10月の書簡で、まだ、原子力応用としての原子爆弾が公にされる以前の 科学の進歩についての考え方として とても大事な書簡なので、渡邊さんの論文中から該当部分を紹介させて頂く。
研究会 渡邊剛さんの発表。
 当日配布された 渡邊さんの論文 p12 から、
 「そうしなければ、真に求められている科学の進歩を人類が効率よくコントロールし、賢明に利用することに繋がらないばかりか」、コントロールできない原発事故を見るにつけ 早い時期に 指摘されていた事に 驚かされる。
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第一次公開2008−03−11
二本松藩だより
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