7 index
6
二本松写真ニュース
2012年
日号
(平成24年)
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 6月4日(月)は、部分月食の日。二本松市岳温泉の安達太良小学校(高橋澄子校長)でも、部分月食と今が観測最適期にある「土星」の観察会が行われた。月の出の南東方向は 厚い雲で遮られ、午後7時頃でも 月の姿は確認できなかったが、30名程の親子連れが校舎屋上の観測室に集まった。
 月食の始まりこそ見られなかったが、天頂方向は晴れていたので、土星の観察に支障は無し。まだ青みが残る望遠鏡の視野に浮かぶ土星とその衛星「タイタン」の姿を確認して 子どもも大人も感激していた。薄曇りという天気で気流は安定し、観測室の20aクーデ式赤道儀の最高倍率250倍でも観察が行えた。
 月食の食最大が近づいた午後7時半過ぎには 月も雲から顔を出し、右下が欠けた姿を見せた。今回は8aの小形の望遠鏡を子ども達自身に操作させる事も試みられ、子ども達は視界から逃げる月を 赤経赤緯の微動軸を操作して月の追尾操作を繰り返し、親や先生達に「こうするんだよ」等と説明して 得意げだった。
 あだたら天文台協力会の菅野会長以下4名が協力した。
午後7時半、月食状態の月が出た(円内)、雲から出たばかりだが、早速望遠鏡が向けられた。
ドーム内では 土星の観察。
明るい星は見えたので 星座の観察、北斗七星など。
 部分月食状態の月、
天文台協力会斎藤さん撮影。
wtadashi@nifty.com
【 email 】
第一次公開2008−03−11
二本松藩だより
【関連ブログ】