11  15
index
二本松写真ニュース
2011年
日号
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
  東日本大震災と引き続き発生した東京電力福島第一原子力発電所の事故により、計画的避難区域、緊急時避難準備区域に指定されている浪江町の町立浪江小学校は 二学期から 旧二本松市立下川崎小学校で開校しているが、9日水曜日、4〜6年生を対象として初めての天文観測学習会を二本松市岳温泉安達太良小学校天体観測室で開催した。
 学習内容は二本松市内の各小学校が実施しているものと同じ内容。
まず教室で、望遠鏡の構造解説、次いで天体観測室内の20センチ望遠鏡の投影板で黒点の観察、7センチ太陽望遠鏡でプロミネンスを観察、屋上では8センチ望遠鏡の操作法を学んだ。
 当日は曇りがち、それでも雲の切れ目を狙って参加児童全員が太陽の観察を果たした。太陽は今年から活動期を迎え、当日も太陽面には数十個の大小様々の黒点が観察でき、太陽望遠鏡では盛大なプロミネンスを見ることができて 児童は大喜びだった。
児童19名、教員5名が参加した。二本松市のあだたら天文台協力会が講師を務めた。

 なお 12月10(土)深夜には皆既月食があり、同協力会では 同じ安達太良小天体観測室で観望会を予定している。
太陽望遠鏡で 太陽のH−α像を確認、盛大なプロミネンスが見ることができた。
 屋上では 8センチ赤道儀で 太陽の投影と 追尾を体験。
 太陽活動の活発化に伴って、黒点数も増加している。投影板上では10数個の黒点が確認できた。
wtadashi@nifty.com
【 email 】
第一次公開2008−03−11
二本松藩だより
【関連ブログ】