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二本松写真ニュース
2011年
日号
(平成23年)
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 5月31日(火)二本松市役所と塩沢温泉観光協会、あだたら山の会は、山開きを過ぎた時期ではあったものの大震災後始めて役所立会での「登山道確認山行」を実施した。午前9時に塩沢登山口を出発、倒木・落石等を確認しながらくろがね小屋までを往復した。当日は快晴、イワカガミ・アヅマシャクナゲ・ムラサキヤシオツツジ・トウゴクミツバツツジ等は屏風岩までの間で満開。久しぶりにアヅマシャクナゲの名所、湯川渓谷を満喫できた。
 踏破の結果、登山道に大震災での大きな被害はなかった。所々で崩落による落石は見られるものの、通行に支障があるものではなかった。
 下山時、天狗岩下で、二匹のニホンザルが湯川を南岸から北岸に渡るのを見た。今までも見たという話はよく聞いていたが写真に撮られたのは今回が初めて。
 湯川渓谷登山道は 湯川の沢添いの道、急な崖の中途を経巡る。落石は多いし、倒木もある、崖が崩落するかも知れない。そのような危険は どこの山にも存在する。経験豊富な登山者は 周囲に気を配り、崩落の気配に感覚をとがらせ 安全に通過し登山を果たして来た。
 手放しで安全に通過できる道でないことを肝に銘じ、アクシデントの前に山が出して来る情報を見逃さず、無事な登山を心がけて欲しい。
要所で、登山道の状況を確認・撮影しながらの登山。
塩沢登山口での参加者集合、カメラを入れて7名参加。
屏風岩のトウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅)。 アヅマシャクナゲ、湯川渓谷は、県内有数の群生地。
 湯川渓谷のニホンザル。
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第一次公開2008−03−11
二本松藩だより
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