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二本松市のあだたら山の会（阿部健会長）は、８月２２日（日）、安達太良山薬師尾根ルート、五葉松平登山道の整備作業を実施した。この登山道はゴンドラの夏の運行が始まった平成２年以前は 奥岳から夏山リフトを利用した、安達太良山頂への最短ルートとして利用者が最も多かった登山道。現在では ゴンドラ運休時の登下山に利用される他、一部愛好者の利用に限られ、登山者数は激減していた。あだたら山の会は４年前の平成１８年に、第４５回全国登山体育大会が安達太良山で開催されたときに登山道整備を実施したものの、その後手つかずであった。２２日は渡辺一郎常任顧問以下７名が、剪定ばさみ・鋸などを準備、薬師岳山頂から登山道を下りながら、通過に支障のある灌木の枝落としや草刈に励んだ。４年間手入れがなかった登山道は、灌木が登山道にはみ出し、一部は登山道を完全に覆い隠すなど、予想以上の作業量に作業は捗らず、登山道終点スキー場最上部迄での半分を整備出来たにとどまった。利用者は少なかったものの やはり夏休み、親子連れ・小学校の団体・中には娘を安達太良山デビューさせたかったという母娘の親子連れもいて 整備に励んでいる会員に感謝の言葉を掛けていた。あだたら山の会は 今年中に再度作業して、五葉松平登山道の全コースの刈払いを行いたいとしている。
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