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二本松写真ニュース
2010年
日号
(平成22年)
http://pnews.bine.jp
(1200×1700)
 二本松市の岳温泉文化協会(二瓶義松会長)は 13日(日)、恒例のモリアオガエル観察会を開催した。毎年この時期に塩沢地内のモリアオガエルが産卵する沼を訪れて、卵塊数や水路の状況などの確認を行っている。午前9時に塩沢スキー場に集合した会員は直ちに登山を開始、ギンラン、ギンリョウソウなどが見られる登山道を、40分かけて沼畔に到着した、
 沼の周囲にはサラサドウダンが花を付け、水路が開いている南岸にはモリアオガエルの卵塊も見られた。沼中心部の湿原には、イソツツジ、レンゲツツジ、ワタスゲが、またタテヤマリンドウの小さな花や、モウセンゴケ等も見られた。日本一小さなトンボ「ハッチョウトンボ」の飛び回る姿も確認できた(別号で紹介します)。
 引き続き、国道459号線沿いのレストランN敷地内のモリアオガエル産卵池に向かった。今年はまだ見ていないとの情報があり 心配されたが、卵塊は大きく数も豊富で、参加者を安心させた。ただ水中には 孵化して水面に落ちるオタマジャクシを狙っているイモリが多数観察された(これも別号で紹介します)。
 なお、岳温泉文化協会は 沼の所在地については 沼の保全、湿原・植生保護のため 公開していない。
日本一小さな「ハッチョウトンボ」を発見 早速写真撮影、白い物は ワタスゲ、イソツツジ、赤は レンゲツツジ。
参加した会員の皆さん、カメラを入れて9名。
沼南岸のモリアオガエル卵塊、○印。
wtadashi@nifty.com
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第一次公開2008−03−11