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二本松写真ニュース
http://pnews.bine.jp
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 霞ケ城公園で(このあたりでは)希少種の「シロバナタンポポ」が開花した。
本種は日本在来種で、本州関東以西、四国、九州に分布し、西の方ほど多いという。なぜ分布域から遠く離れた この東北地方「二本松」にあるのかは「なぞ」であるらしい。27日、寒の戻りはやややわらぎ、陽射しが暖かい日、お城山を歩いた。いつも一面に咲くシロバナタンポポも まだちらほら。茎も伸ばさず、寒さを避けて地面すれすれに咲いているのもいじらしい。周りには在来種の黄色のタンポポも。セイヨウタンポポはまだ咲いていないようだ。邪魔の入らない、まだ寒い今のうちに咲いておくつもりなのかもしれない。
 花見の頃には、このあたり一面シロバナタンポポの庭になる。

 TBS「絶滅の危機にある動植物たち」のシロバナタンポポのHP
http://www.tbs.co.jp/seibutsu/zetsumetsu/tanpopo04-3.html
霞ケ城公園内の シロバナタンポポ、場所は内緒。
 同じ日、松ぼっくりの散らばる某所を通ったら、リスの食痕「エビフライ」を発見。姿を最後に見たのは四十数年前が最後で、ここにはもういなくなったのかと思っていたので、安心するやらうれしいやら。ただエビフライの数はそんなに多くはなかった。
 松ぼっくりをリスが食べた跡「エビフライ」、夜行性ではないが早朝に行動するらしい。いずれにせよ そっとしておいてあげましょう。
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第一次公開2008−03−11