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二本松写真ニュース
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 23日(月)朝5時、南東の空低いところで、月齢26の月と木星の大接近がみられた。月齢26の月は「二十六夜待ち」の本尊、月光に阿弥陀三尊が姿を現すとされ、江戸時代、旧暦七月の高輪・芝などでは盛んに行われた。月の出時には月が蓮華坐の形で輝き、地球照で薄く見える暗部が三尊に見えるともいわれている。
 木星は今 秋の星座「やぎ座」にいる。昨年末から太陽に近づき1月24日には「合」となり、観測不能の時期が続いたが、ようやく太陽から離れて、観測対象になるようになった。夏至を過ぎると午後10時頃には東から上ってくるようになる。
 午前5時二本松市郭内からの 月と木星の大接近、黒いのは市内を横切る観音山脈のシルエット。
月齢は26、木星の光度は−2等。
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第一次公開2008−03−11