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二本松写真ニュース
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(1200×1700)
 2日(月)久しぶりに夕方の空はよく澄み、月齢5.4の月と金星が輝いていた。2月24日に地球に最接近した「ルーリン彗星」を捕らえようと、あだたら天文台協力会メンバーは夕方から「あだたら万遊博」で賑わっている岳温泉の安達太良小学校天体観測室に出かけた。月齢5.4の月は暗い彗星にとっては有利な条件ではないが、晴れたのがこの日だけだったのでやむを得ない。
 そんな中でも 直接焦点による撮影に成功、さらに 動きの早い彗星の23分間の動きを捉えることができた。
こと座
 安達太良小学校天体観測室の20センチクーデ式屈折赤道儀(f=1800ミリ)の直接焦点が捕らえたルーリン彗星。月齢5.4の月、うす雲と強風の影響で 全体的にピントが合っていないが、青緑(エメラルド・グリーン)色の彗星独特の色がよく出た写真になった。彗星の位置はしし座とかに座のほぼ中央。 
 地球に大接近した前後の彗星の動きは早い。
見る見るうちに動いて行く。そこで23分間の彗星の動きを 動画にしてみた。
視野の回転は、望遠鏡の視野固定の方法によるもの。
(写真はあだたら天文台協力会の斎藤さん撮影)
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第一次公開2008−03−11